サイト接客導入で業務効率UP!不動産業でのサイト接客導入イメージ
- サイト接客には興味があるものの、具体的に何ができるのかイメージが湧かない
- 顧客層を広げつつ、より確実にターゲット顧客にアプローチしたい
- Webに関する知識が不足しており、サイト接客の導入に踏み切ることができない……
不動産業界においてサイト接客は、遠方の顧客が内覧や契約をスムーズに行えるようサポートし、問い合わせのハードルを下げるツールです。これにより、集客力の強化が期待できます。
この記事では、不動産業界がサイト接客をどのように活用していけるか、そして導入と運営の際に考慮すべきデメリットについて詳しく解説します。
目次
不動産業界でのサイト接客の導入率は?
リサーチ会社 が公表している「サイト接客の利用率」は、30代がもっとも割合高く、全体で約6人に1人が「サイト接客を受けたことがある」と回答しています。利用割合が高い30代に絞った業界別の利用統計を、以下で一部抜粋しましたのでご覧ください。
保険 | 11.1% |
銀行 | 5.0% |
不動産(分譲住宅・マンション | 3.1% |
不動産(賃貸) | 2.7% |
s新車ディーラー | 2.7% |
そして「サイト接客を実施したことがある」と回答した企業は全体の46.3%です。「不動産業界だけの統計」は出されていませんが、上記統計と実施経験の割合から見て、不動産業界では、「現在導入が進んでいる最中」と捉えられます。
不動産業界で広がるサイト接客の活用事例
先にご紹介したとおり、昨今、不動産業界ではサイト接客がどんどん広まり、今後は主流になっていくと想定できます。
ポップアップやチャットなどさまざまなツールがあるサイト接客の中でも、不動産業界で導入が進んでいるのは、ビデオ通話などを介してのオンライン接客です。
- オンライン商談
- オンライン内覧
- IT重説
上記した内容が、サイト接客でどのように活用されているのかをご紹介していきます。
不動産業界での活用方法①オンライン商談
- 顧客層を広げられる
- 細やかなニーズに対応できる
- 顧客との信頼関係を構築しやすい
不動産業界の顧客にとってモデルルーム見学は、日程調整を手間に感じ、購入への意欲がまだ低い場合には心理的プレッシャーになりがちです。「モデルルーム見学前に情報を集めたい」というニーズは非常に大きいですよね。
不動産会社側としても、事前に顧客のニーズをヒアリングすることによって、顧客が持つ小さな不安や疑問点に対応することができます。またオンライン商談に使えるツールには「ビデオ通話」「テキストチャット」「音声通話」など、様々な形態のツールが利用可能です。
顧客にとってはオンライン商談が出来るというだけで、実際にオフィス出向くよりも心理的ハードルを下げることが出来る点がメリットです。
不動産業界での活用方法②オンライン内覧
- 遠方からの物件探しに対応できる(顧客層の拡大)
- 顧客の負担を軽減できる
- 家具家電の設置場所採寸など細かいニーズに応えられる
オンライン内覧も、不動産業界がサイト接客を活用する方法のひとつ。特に遠方からの引っ越しで物件を探している顧客にとって、内覧は大きな負担です。
オンラインでの内覧は、物件に足を運ぶ手間を削減しつつ、写真では伝わりきらない内装の雰囲気を鮮明にイメージしてもらうことが可能になります。さらに「コンセントの位置や高さ」「窓から見える景色」「リクエストに応じた場所の採寸」など、顧客それぞれがこだわりを持つ部分も見て頂けるのがオンライン内覧のメリットです。
また、物件そのものにとどまらず、駅からの道、物件周辺の道路なども見せられるので、よりリアルな生活のイメージにつながります。
何より顧客にとってのオンライン内覧は、時間や移動の負担がなくコストパフォーマンスに優れているため、内覧のハードルを下げ、気軽に見てみようというモチベーションを生み出すことが可能です。
不動産業界での活用方法③重要事項説明(IT重説)
- 遠方の顧客にとって契約までの負担が少ない
- スマホ、パソコン等の端末と通信環境があれば出来る
- 録画して記録を残せる
従来、対面で行うことが義務付けられていた「重要事項説明(重説)」ですが、現在は賃貸・売買どちらの契約もスマートフォンやパソコンで行う「IT重説」の運用が可能となりました。
※賃貸契約は2017年10月1日から、売買契約は2021年4月から規制が緩和
IT重説で必要な環境は、ビデオ通話機能が使える端末と通信回線のみ。契約者が現地へ行必要がなく、交通費と時間的労力を大幅にカットできます。さらに不動産会社側にとっては、「重説中の記録を映像で残せる」という大きなメリットも。
一方で、IT重説は運用が進められているものの、まだ対応していない不動産事業者も多くあります。そのため、今このタイミングで積極的にIT重説を取り入れることは、他社との差別化・顧客層の拡大などにつながります。
不動産業界がサイト接客(オンライン接客)を取り入れるメリット
不動産業界にとってのサイト接客導入は、事業者側だけではなく顧客にも同じだけのメリットが生まれるWin-Winなものです。このメリットを、両者の視点から見ていきましょう。
集客力UP|相談・内覧のハードルが下がる
サイト接客の導入で大きく変化するのは、時間・場所の制約がなくなることです。
顧客側のメリット | 事業者側のメリット |
・日程調整が楽に行える ・現地まで行かなくて良い ・問い合わせのハードルが下がる |
・客層拡大による集客力UP ・顧客ニーズへの迅速な対応 |
不動産業界でのサイト接客活用方法でもお伝えしましたが、顧客にとっての不動産は「問い合わせのハードル」という最初の第一歩が非常に高いもの。いくら事業者側が「お気軽に」と訴求しても、何日かかるか予測が立てられない物件探しへの日程調整には、腰が重たくなります。
その一方で物件探しとは、引っ越しや結婚など、先延ばしにできないライフイベントと深いつながりがあるものです。そのため最初の一歩である「問い合わせのハードル」を下げるだけで、これまで取り込めなかった客層へのアプローチが可能になります。
コスト削減率・業務効率UP
不動産業界における主な業務 は、以下、大きく5フェーズに分けられます。
- 集客
- 物件提案
- 接客
- 物件内覧
- 契約
上記した中でも、よりコストがかかってくるフェーズは「接客」と「物件内覧」です。顧客を送迎するための人的リソースと時間については、従来の不動産業界では当たり前に発生するコストでした。
サイト接客の導入は、これらのコストを大きく削減してくれるため、よりコストパフォーマンスの高い業務効率への変化が期待できます。
内覧のための物理的な移動が不要になれば、より多くの顧客対応に回ることができます。サイト接客によるチャット機能であれば、複数の相談に同時に対応していくことも可能です。
また、物件内覧前にサイト接客での商談を挟めば、顧客それぞれの契約意欲を事前に計れます。これにより、確度の高い顧客を見極めつつ、まだ低いリード層に対しても適切なアプローチができるようになります。
これは顧客にとっても「まだそこまでの契約意欲はないのに、猛烈な営業をされてしまった……」など、ミスマッチな接客によるストレスを無くしてくれるため、接客そのものに対する評価も向上するはずです。
サイト接客(オンライン接客)を導入するならスモールスタートがベスト!
不動産業界にとってサイト接客は、事業者と顧客、両者にメリットが生まれるものです。
しかし一方で、サイト接客の導入や設置には専門的な知識が求められる負担もあります。
- 導入・運用にコストがかかる
- 設置や変更に専門的な知識が必要
- 運用後の改善に技術的な対応が必要
以下で詳しく解説を進めますが、上記した負担を1つでも減らし、低リスクで始めるためには「まずは出来る範囲でサイト内接客を充実させていく」というスモールスタートがベストです。
導入・運用にコストがかかる
WEB接客は、ツールの導入にコストと手間がかかります。料金は製品によって異なりますが、一般的には「導入時の初期費用」と「月額料金」が発生します。
不動産業界におけるWEB接客導入の費用対効果には、顧客層の拡大があるため「コストがかかる=デメリット」とは言い切れません。しかし数字としての効果が現れるまでには一定の期間を要し、導入=保証ともなりません。
また運用開始後には、定期的なメンテナンス費用が発生するのも一般的です。
設置や変更に専門的な知識が必要
WEB接客ツールを効果的に活用するためには、適切な設定が必要不可欠です。顧客データに基づく属性や導線に合わせ、顧客それぞれに適切なアプローチをしかける設定が重要になります。
チャットbotの場合には、予測される質問から会話のシミュレーションを作った上でのシナリオ設計も必要です。このようにWEB接客は、設置や変更をふくめた環境構築に専門的な知識が求められ、適切なフェーズに沿って運用していかなければなりません。
こうした導入時のサポート、そしてツール自体の操作性は、運営会社や製品によって異なります。自社側にどれだけの知識と技術があるのか?既存業務の負担はどれくらい増えるのか?などの確認も必要です。
運用後の改善に技術的な対応ができないリスク
先にお伝えしたとおり、WEB接客ツールは「導入して終わり」ではありません。顧客属性やニーズに相違があると判断できた場合には、早急に改善していく必要があります。
しかしサポートがない状態で自社内運用を続けていると、知識や技術力に不足があったり、日々の業務に追われたりと、なかなか対応できません。
スモールスタートでも充実!「アドポップ」の強み
弊社SORAMICHIが提供しているサイト接客ツール「アドポップ」は、不動産事業主様にもご好評を頂いております。
「サイト接客を導入したいけど、知識や技術のあるスタッフがいない……」
「コストをなるべくおさえたいから、必要なサービスだけを取り入れたいんだけど」
このような要望にしっかりとお応えし、先に解説したサイト接客ツールのデメリットを完全カバーする「アドボップ」についてご紹介します。
開発知識なしでOK!導入が簡単
「アドポップ」の導入に、専門的な知識や技術は必要ありません。ワンタグを設置するだけで、ご利用開始日からさっそく施策実施に進めるスムーズさで、既存業務を圧迫しないのが強みです。
手厚いサポート体制でトラブルにも対応
運用開始後のPDCAサイクルに必要な “改善”も、お任せください。「アドポップ」には、顧客にも操作ストレスを与えない直感的なUIと豊富なテンプレートが備わっています。サポート体制も手厚いので、WEBに関する知識がない方でも、安心してスタート頂いています。
サービス設計OK!コストをおさえられる
サイト接客では導入や運用時のコストがネックとなりがちですが、「アドポップ」は必要な機能だけに絞っていける強みがあります。必要な機能は事業者様ごとに違いますので、「どんな機能があるのか」「うちに必要なのはどの機能なのか」など、小さな疑問からぜひお気軽にお問い合わせください。
まとめ
不動産業界でも、どんどん導入が進んでいるサイト接客。「集客力UP」や「コスト削減」「業務効率UP」など、多くのメリットをご紹介してきました。
しかし一方で、メリットが多いほど「本当に大丈夫なのだろうか?」「運用のイメージがつかみにくい」など、不安も出てきているのではないでしょうか。
弊社SORAMICHIが提供する「アドポップ」は、月額9,800円~と「負担のない範囲で始めたい」と考えている事業者様にも安心して頂けるため、ハードルが高くありません。
導入後の成功事例や運用後のサポートなど、小さな疑問でもぜひお気軽にお問い合わせください。